対人恐怖症気味だった私でも手に入れた束の間の幸せ・・・
元々赤面症気味で、対人恐怖症気味だった私は、そうは言っても幸せな生活と家族を手に入れることができていたんです。ご近所さんもいい人に恵まれ、夫の家族も優しい人ばかり。
でも、子供が2人生まれ、ママ友付き合いをしなくてはならなくなった途端、私は対人緊張がひどくなっていったのです。子供の手前、それでも普通に快活に演じてきましたが、家に帰ると疲れたドッと出てしまい、ストレスといったら半端ないです。
そして、あるグループのママ友から陰湿な無視や仲間はずれをされるようになってしまって、イジメに似たこともされるようになりました。対人スキルが欠けていた私はもうショックでどうすることもできなくて、対人恐怖症に本格的になってしまいました。
ママ友とのトラブルで対人恐怖症、視線恐怖症、社交不安障害になる
そしてママ友の視線を意識する視線恐怖症にもなり、悪化は留まるところを知らないようになって、私はこれから生きていくことにウンザリしてしまいました。
もちろん子供たちのためには死ねないし、生きることは絶対にします。でも、キツイ奈落の底でもがいて生き続けること嫌でした。
カウンセリングに通ったら社会不安障害、社交不安障害と言われ、生きていくことが苦痛にしか思えない人間になってしまったんだとあらためてショックを受けました。
どんどん対人恐怖症が悪化
対人恐怖症や視線恐怖症や社交不安障害がごちゃまぜになっていた私は、苦手なママ友グループとは別の仲が良かった人にもかなり緊張を感じるようになりました。私のような人間と付き合わせて申し訳がないとどうしても思ってしまいます。仲良くしてくれている人の期待を裏切ったらどうしようと怯え始めました。
だから親しかった仲だったママ友にも、対人恐怖症が発症し始めてしまったのです。近所付き合いも苦痛でしか無くなり、買い物に行くことも嫌でした。子供を連れて公園に行くことも、犬の散歩をすることも苦痛でたまらなくなりました。外出恐怖になり、それでも外出しなくてはいけません。
私は可愛い子供もいて、ママ友付き合いの苦労をわかってくれない以外はとてもいい夫に恵まれて幸せに生きていたはずなのに、なぜこんな生きづらさがひどい状態になってしまったんだろう。うつ状態が酷くなりました。
常に神経が張り詰めて、イライラしてました。自分を制御できず、一日中感じるのは不安とか恐怖とか悪い感情だけです。
子供への悪影響と将来への不安
子供の笑顔や寝顔を見ている時はすごく癒やされますが、こんな悩み人間の私が、子供たちに悪い影響を与えているのかもしれない、将来病んだ子供に仕上がってしまうんじゃないかという申し訳無さで、未来を考えても希望なんて出てこなくて、八方塞がりになりました。
私の対人恐怖症、社交不安障害が子供たちの未来を奪ってしまうことだけは避けたいと心を砕いてきましたが、やっぱり不安は隠せないものです。子供への悪影響の話については次回にしたいと思います。